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Washizu Go(わしず ごう)1990年静岡生まれ。平成25年理学療法士免許取得。ヨガインストラクター。パワーリハビリテーション研究会研修終了。大学との連携で運動プログラムの提供、「運動」と「笑い」で健康寿命を延ばす施設。AOIデイサービスの施設長として勤務。

【腰痛改善】人を悩ませる腰の痛みの原因とは?

世の中の多くの人が「腰痛」に悩まされており、2006年の 研究ではアメリカ人の26%が3カ月以内に腰痛を経験していると報告されています。

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世の中には 腰痛軽減の アドバイスがあふれていますが、一体なぜ世界中の人間が腰痛に悩まされているのかについて、科学系メディアのLiveScienceが解説しています。 

 

アメリカ・ダートマス大学の古人類学者である ジェレミー・ダシルヴァ准教授は、人々が腰痛に悩まされている理由について、「それは私たちが2本の足で歩いているからです」と説明しています。

 

ダシルヴァ氏は、人類が直立して二足歩行を始める以前の哺乳類は数千万年あるいは数億年もの間、四足歩行をしていたと指摘。四足歩行をするための体形に進化してきた哺乳類では、「つり橋」として機能する水平の 脊椎が胴体を支えているとのこと。

 

ところが約700万年前に、人類の祖先は直立して歩くように姿勢を進化させ、脊椎が水平から垂直になって2本足で歩き回ることが可能となりました。なぜ人類の祖先が二足歩行を始めたのかは意見が分かれていますが、主要な理論としては「二足歩行は木々に覆われたジャングルからだだっ広いサバンナへ生存圏を移す上で有益だった」というものがあります。

 

ダシルヴァ氏は、確かに二足歩行が現在に至るまでの人類の繁栄を助けたものの、それには腰痛という代償が伴ったと指摘。「進化は既存の解剖学と既存の形態と共に機能するため、私たちには進化によっていじくり回された背骨を持っています。私たちはまだここに存在していますが、それは問題を抱えていないというわけではありません。進化は生き残るために十分なメリットをもたらしますが、それはあなたの快適さにはつながらないのです」とコメントしています。

 

アメリカのケース・ウェスタン・リザーブ大学の形質人類学者である ブルース・ラティマー氏は、人間の背骨を構成する 椎骨をカップ、椎骨間でクッションの役割を果たす 椎間板をソーサーにたとえています。ほとんどの人は24個のカップと23枚のソーサーを持っており、靱帯や筋肉がこれらを支えているものの、垂直であるためにソーサーがずれやすいとのこと。

 

ラティマー氏は、「人間は連なった椎骨が自重で骨折することがある唯一の哺乳類です」と指摘。また、人間の背骨は重量のバランスを維持し、柔軟性を保ち、産道を邪魔しないように湾曲していますが、これによって 脊柱後弯症や 脊椎側彎症といった脊椎の異常が発生しやすくなっており、脊椎のカーブも骨折しやすいポイントだそうです。

 

人間の形態的な特徴に加えて、先進国の人々の生活習慣も腰痛を引き起こす理由の1つです。ダシルヴァ氏は、「1日中机に座っていて、うつむいており、腰の筋肉を使っていない場合、筋肉が緊張しやすくなります」と述べています。

 

腰痛の主な要因は進化的なものですが、ダチョウのように二足歩行をする大型の鳥は人間の脊椎のような問題を抱えていません。これは鳥の背骨が人間のように垂直になっているのではなく、斜めになっているため、カップやソーサーの塔ではなくつり橋として機能するからだそうです。

 

「私の知る限りでは、ダチョウは頻繁に カイロプラクティックへ行く必要はありません。ダチョウは(背骨を進化させる上で)私たちよりも2億年早いスタートを切りました。二足歩行の骨格に関しては、私たちは新入りです」と述べました。

 

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