遊びに限界はありません、楽しみながら行うことは集中力を保てるのです。好きなことをやって、集中して結果を出しましょう。
〇例えば、空腹の時に大好きなカレーライスが出てきたら、食べ終わるまでは誰でも集中して食べていますよね?つまり、誰にでも集中力はあるのです。自分が主宰するワークショップでよくやるのは、塗り絵や迷路などの遊びです。子どものころは砂遊びでも積木でも、すごい集中力を発揮していましたよね。
集中力は延ばしていくことができる
〇集中は、いきなり長い時間、何かに没頭できるというものではなく、まず1秒できて、それから2秒できる、という世界だと思います。それを実際にやってみるいいツールは「遊び」で、「童心に返る」がキーワードになると思います。それをやっているうちに、一般的に想像するような瞑想とか、呼吸法を通じての、集中モードに入ることもできるようになります。
〇簡単な迷路からより複雑な迷路へ。簡単な塗り絵からより複雑な塗り絵へ。10分でできるものから15分でできるものへ。と、こんな風に遊びながら集中力の持続時間を延ばしていきます。そして、それらの間に必ず休憩を挟み、緊張と弛緩の繰り返しにします。より集中力を向上させるコツや方法をまとめた記事もあるので参考にしてみてください。
blog.washizugo.com 自分はいつ集中のスイッチが入るのかを知る
〇いろいろな遊びの中でこれを繰り返していくと、何の時に自分の集中のスイッチが入るのかがわかってきます。「クッと入るあの瞬間を覚えておいて下さい」と私は伝えています。
〇プロのスポーツ選手でも、打席に入る時やフリーキックを蹴る時に、いつも同じフォームを取ってからプレーすることが話題になることがありますね。それと一緒です。
〇集中を高めるためのトリガーとして、いつも同じフォームを取っているのだと思います。瞑想にしろ集中にしろ、自分のトリガーをいろいろな遊びの中から見つけるお手伝いができればと思っています。
人と比べず集中できる時間
〇少し話はそれますが、今紹介した私のワークショップは、6人から10人くらいの参加者で行います。その中で取り上げる遊びの題材には、点数や優劣をつけにくいものを選ぶようにしています。そうやって決めていったワークショップメニューを1時間くらいやってみると、どれが早くできたか、どれが時間がかかったか、一番早かった人、一番遅かった人が、遊びごとに全部違います。
〇優劣をつけづらい内容で、早い遅いの結果もバラバラとなると、やっている人達が比較されないので、安心して取り組むことができます。瞑想をしたり集中力を養おうとする時、競争心は不要で無益。人と比べないことも大切ですし、人と比べる要素を作らないワークショップも大事なのだと思います。
集中できることは好きなことと自覚する
〇この仕事は集中できるけど、こっちの仕事は集中できない、というような人もいると思います。それは単なる集中力の問題とは別に、好きか嫌いかの問題も関係していると思います。
(washizugo)嫌いなことや好きになれないことは、やはり集中するのが難しいのです。嫌いなことはやらなくていいと思います。好きなことをやって、集中して結果を出す。苦手なことは、それをやりたいと思っている人にやってもらう。私自身もそうやってアウトソース派で生きています。皆様の明日がより良いものになりますように。
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