セラピストGoGo

Washizu Go(わしず ごう)1990年静岡生まれ。平成25年理学療法士免許取得。ヨガインストラクター。パワーリハビリテーション研究会研修終了。大学との連携で運動プログラムの提供、「運動」と「笑い」で健康寿命を延ばす施設。AOIデイサービスの施設長として勤務。

【クリエイティブ】習慣を身につけると認知症の予防になる!?

音楽は心理的に感動を与えてくれるだけでなく、脳の機能も高めてくれるって知ってた? 

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実は、音楽をただ聞くのではなく、演奏することは既に認知症の兆しが現れている人でさえ、認知機能にポジティブな影響を与えることが、新たな研究によって判明している。詳しく見ていこう。

 

アメリカの学術雑誌『Journal of the American Geriatrics Society』に掲載された新たなメタ分析において、ピッツバーグ大学の研究員達は軽度認知障害あるいは認知症を患う65歳以上の被験者495人を用いて、9つの研究を実施した。この研究では、特に音楽を即興で作ったり、既存の曲を演奏したり、歌ったり、楽器を奏でたり、あるいはその他何らかの形で音楽を楽しむ高齢者を評価の対象とした。
 
軽度認知障害は、「加齢による通常の認知低下とアルツハイマー病の間となる前臨床症状」と定義づけられている。また認知症は、加齢に関連するさまざまな認知症状を含む包括的な言葉で、「人生において認知、感情、社会的な側面を著しく様変わりさせてしまう衰弱性疾患」と定義づけられている。

 

研究結果は? 音楽を楽しむことは統計的に思考や記憶などの認知機能に、わずかながらも明らかな影響があったと、本研究論文の主執筆者であり、ピッツバーグ大学で作業療法学部リハビリテーション科学を専攻する博士課程の学生、ジェニー・L・ドリスは説明する。

 

その理由は、音楽を演奏することは同時に脳のさまざまな領域に作用するからだという。「聞こえてくる音と、視覚的に捉える楽譜のパターンを捉えて、脳の中でモーターの動きを調整していることになります」とドリス。「音楽は脳にとっての“全身ワークアウト”とも呼ばれていて、一度にさまざまな機能を要求するとてもユニークなものだと考えられています」

 

おまけに、音楽を奏でることは気分や生活の質へもポジティブな影響を与えるそう。というわけで年齢に関わらず、音楽を楽しんでみよう。「ポジティブな影響は、音楽に関わるあらゆる積極的な活動において実証されているので、どんなものでも好きなことを選択して構いません」とドリス。「合唱団で歌ったり、ドラムサークルに参加してみたり、あるいは作曲の仕方を学べるオンラインの音楽クラスに登録してみるのもいいかもしれません。音楽を奏でる過程に積極的に参加することが重要です」

 

もちろん、押し入れでホコリをかぶったギターを引っ張り出してくるのも、シャープな脳を保つ第一歩だ。始めるのは早ければ早い方がいい。調査員いわく、アルツハイマー病をまだ患っていない高齢者のうち、15%が軽度認知障害を発症する可能性があり、そのうち38%が5年以内にアルツハイマー病へ進むそう。

 

認知症のリスクを軽減させるには、週の大半を活動的に過ごし、愛する人と繋がり、社会的でいることが重要だという。また、うつや高コレステロール、睡眠障害などの慢性的な健康問題に関しても専門家の助けを必要としてみよう。これら一つ一つはゆっくりと作用し、この先何年も心身ともに健康的でいられるようになるだろう。

blog.washizugo.com

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