セラピストGoGo

Washizu Go(わしず ごう)1990年静岡生まれ。平成25年理学療法士免許取得。ヨガインストラクター。パワーリハビリテーション研究会研修終了。大学との連携で運動プログラムの提供、「運動」と「笑い」で健康寿命を延ばす施設。AOIデイサービスの施設長として勤務。

【孤独は危険】「人間関係整えよ」と精神科医が警鐘を鳴らす理由とは!?

 緊急事態宣言も解除になり、私たちの生活は平常に戻りつつあります。

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そのような中、人間関係構築の重要性を説く精神科医がいます。今回は、精神科医でベストセラー作家の樺沢紫苑さんに「孤独」がもたらす弊害について伺いました。近著に「精神科医が見つけた3つの幸福 最新科学から最高の人生をつくる方法」(飛鳥新社)があります。

 

孤独とは「孤毒」のことである
 少子高齢化が進む日本において、「孤独」は大きな社会問題として考えられています。出生数は低下、2020年もコロナ禍の影響を受け減少になると予想されています。さらに、婚姻数も低下していることから、出生数のさらなる下押し要因になると考えられています。

 

「孤独は寿命を縮めるという研究がたくさんあります。例えば、社会的つながりを持つ人は持たない人に比べて、早期死亡リスクが50%低下する(ブリガムヤング大学の研究)と分かっています。最も健康に悪い生活習慣として喫煙が知られますが、孤独による病気の死亡率などを調べると、孤独は喫煙に匹敵するほど健康に悪いという結果が出ています」(樺沢さん)

 

「孤独は『孤毒』とでも言うべき、身体にとって『毒』であり、健康を害するということです。『孤独』となり、オキシトシン的幸福が失われると、『健康』というセロトニン的幸福も連鎖的に失われてしまうのです」

 

 では、孤独にならないためにはどうすればいいのでしょうか。樺沢さんは「つながり」を自ら構築すべきだと主張します。

 

「人と『つながる』には労力が必要です。誰にも連絡せず、誰とも会わなければ、人間関係は疎遠になり、次第に『孤独』になっていく。つまり、『つながり』を意識して生活する、自分から積極的に人間関係を構築する、自分から人とつながり関係性を深めていく、といった努力が絶対に必要です」

 

「何となく毎日暮らしていて、偶然、誰か素晴らしい人と出会うことはありません。突然誰かから、『楽しいイベント』に誘われることもないのです。何もしないで家にこもっていると孤独になります。ですから、人とつながるために自分から行動、活動する。人とつながる、深める意識が重要です」

 

 樺沢さんのYouTubeチャンネルに「友達ができません」という質問が時々送られてくるそうです。答えは「友達はできるものではなく作るもの。何もしないで黙って待っていても勝手に友達はできない」と解説します。明確な意思を持って行動しなければ友達はできないのです。

 

友達ではなくまず「仲間」を作る
 しかし、「友達を作る」というのは大変です。内向的な人の場合は簡単には動けません。樺沢さんは「友達を作るよりも仲間を作ろう!」とアドバイスをします。「仲間」とはどういう存在でしょうか。

 

「友達と仲間の違いは何でしょう。友達は『友情』でつながった関係ですが、『仲間』は『共通の目的』でつながった関係です。例えば、高校生のあなたがバスケットボール部に入ったら、あなたはその一員となり、他の部員は『仲間』となります。『バスケ部』への所属意識が生まれ、お互い助け合い、励まし合う。練習は厳しいかもしれませんが、一緒にやり抜くことで、結果として『仲間意識』でつながり、連帯感が高まります」

 

「『仲間』はコミュニティーに所属することによって自然発生的に生まれるのです。とはいえ、その仲間全員と仲がいいとは限りません。仲のいい人もいるし、気が合わない人、仲の悪い人もいるでしょう。コミュニティーの中に何人か、気の合わない人がいることは当然のことです。仲のいい人との間に『友情』が発生し、さらに深い友人関係に育っていく。仲間→友達という流れであれば友達が作りやすいのです」

 

 仲間を作るためには、コミュニティー(グループ、団体)に所属することが必要です。趣味サークル、スポーツサークル、同好会的なもの、勉強会や習い事やスクールなどが挙げられるでしょう。最終形としては自分でコミュニティーを作ることが重要だと樺沢さんは言います。

 

自分を中心に円を描く
 自分を中心に「人を集める」とは自分の中心に円を描き、「自分に興味のある人」「自分がやりたいことに共感、賛同する人」を集めることです。

 

「他の人、コミュニティーに参加する限り、『自分と合わない人』が必ずいて、そこで対立やけんか、仲たがいが生じることもあり得ます。しかし、自分を中心にしたコミュニティーでは自分に対して好意を持つ人、そして、自分と同じ志を持つ人だけが集まるので、最高に居心地のいいコミュニティーが出来上がるのです。気の合わない人は自然と去って行きます」

 

「私の場合は3つのコミュニティーを持っています。自分を中心に円を描くことで自分と同じベクトルを持った仲間だけが集まる。さらに、人生を共に歩むパートナーと言えるほど信頼し、応援し合える関係性へと発展する。これを『幸せ』と言わずに何と言うのでしょう。最初は3人か5人のランチ会から始めて、10人くらいの小さなコミュニティーであれば誰にでも作れると思います」

blog.washizugo.com

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