セラピストGoGo

Washizu Go(わしず ごう)1990年静岡生まれ。平成25年理学療法士免許取得。ヨガインストラクター。パワーリハビリテーション研究会研修終了。大学との連携で運動プログラムの提供、「運動」と「笑い」で健康寿命を延ばす施設。AOIデイサービスの施設長として勤務。

【不安障害のリスクが6割減】エクササイズの継続がカギ!?

スポーツに限らず散歩や家事でも体を動かすことは、体だけでなくメンタルにもよい影響を与える──最近ではそんなエクササイズの精神面への効果を示す研究が増えています。

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こうしたなか、定期的に運動を続けると不安障害を発症するリスクが60%近く減るという報告がありました。不安障害が男性よりも目立つ女性には特に大切になるかもしれません。

 

スキーをするかしないかで比較

不安障害は若い頃に発症するのが一般的。海外ではおよそ10%の人が関係しているという推定もあるようです。特に女性は男性よりも2倍も不安障害を抱える人が多くなるようです。そんな不安障害に対処するうえで運動の効果が注目されてきました。

 
今回、スウェーデンと米国の研究グループは取り組む運動としてスキーに注目して、不安障害との関連について詳しく調べています。マラソンのように雪上を長距離すべるクロスカントリースキーに取り組む人と取り組んでいない人を比べ、不安との関連を分析しました。

 

調査対象は1989〜2010年のおよそ20年間にクロスカントリースキー大会に参加したスウェーデン人(約2万人)と、年齢や性別、居住地などの条件を一致させた、スキーをしない同数のスウェーデン人のグループ。参加者を男女とも競技のタイムの速さに従って3グループに分け、速い人ほど運動量が多いと見なし、不安との関連を検討しました。

 

女性では運動量とリスクに意外な関係

ここから明らかになったのが、積極的に運動に取り組む人では不安障害になるリスクが低下するということです。具体的には、スキーに取り組んでいた人は取り組んでいない人に比べて強い不安症状が現れる不安障害になるリスクが60%近く低くなっていました。

 

一方、関連性は男女両方で見られましたが、女性では運動のし過ぎには注意も必要かもしれません。というのも、女性の場合、競技タイムが速く運動量が多いと見なされるグループは遅いグループに比べてリスクが2倍高くなっていたためです。男性ではこうした差はありませんでした。運動に取り組んでいない人よりは不安障害のリスクは低いものの、運動をしているグループのなかで比較すると、運動量が多過ぎるのは好ましくない可能性もあります。

 

研究グループによると、スキーについて調べたものの、どんな運動でもメンタル面での効果はあるとみられるとのこと。日ごろ不安を感じやすいという人は、リスクが6割減というのは見逃せない効果といえそうで、ライフスタイルに軽い運動からでも取り入れるとよいかもしれません。

blog.washizugo.com

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