セラピストGoGo

Washizu Go(わしず ごう)1990年静岡生まれ。平成25年理学療法士免許取得。ヨガインストラクター。パワーリハビリテーション研究会研修終了。大学との連携で運動プログラムの提供、「運動」と「笑い」で健康寿命を延ばす施設。AOIデイサービスの施設長として勤務。

【マスク肌荒れだけじゃない】ブツブツや赤ニキビができる原因!?

肌に赤い吹き出物ができるのはよくあること。でも何が原因かを判断するのはなかなか難しい。

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軽い炎症から命に関わる症状まで、体のどこにできても赤い吹き出物は心配のもとだ。

そんな不安な気持ちを取り除くために、ジュリエット・マクグラッタン医師が、赤い吹き出物によくある原因と最適な治療法などについて解説してくれた。

 

赤い吹き出物の原因は?赤い吹き出物ができる理由は無数にある。ネット検索した写真から原因を突き止めるのは難しいが、適切な治療をするには正しい診断が必要だ。


もし、吹き出物の原因が自分では分からない場合は、医師にアドバイスを求めよう。

例えば、地元の薬局では、市販薬を提案してくれる。また、さらなる診断や処方が必要な場合は病院に行くよう指示してくれるはずだ。(あなたや子どもに赤い吹き出物があり、高熱や頭痛、嘔吐で具合が悪い場合は病院に行くこと)

 

なお、赤い吹き出物の原因は、次の4つのカテゴリーに分類される。

感染
反応
長期にわたる症状
その他上記のように、細菌やウイルス、カビなど、さまざまな原因によって赤い吹き出物ができる。理解を深めるために、それぞれの特徴や対処法をチェックしてみよう。

 

細菌感染赤い吹き出物の原因となる細菌感染には、次のようなものがある。

 

毛包炎

毛穴の奥にある毛根を包んでいる毛包に起こる炎症。症状としては、皮膚から出た小さな吹き出物の中に膿や透明の液体が入っている場合がある。このような症状が見られたら、皮膚を清潔にした上で抗生物質のクリームを塗るか錠剤を服用する必要がある。

 

膿痂疹(のうかしん)

特に、子どもの鼻や口の周りにできることが多い。化膿したり蜂蜜色のかさぶたができたりすることも。抗生物質のクリームで対処することを勧める。
 
猩紅熱(しょうこうねつ)

頬の赤らみや、でこぼこした赤い吹き出物が胸や腹部に広がる。通常は、発症する前に高熱や喉の痛み、頸部の内分泌腺の腫れなどが出る。こちらも抗生物質のクリームで対処すること。

 

細菌性髄膜炎

細菌性髄膜炎は、脳や脊髄を覆っている髄膜の部分に起こる炎症で、命に関わることも。常に吹き出物が出るわけではないが、時には赤や深紅の吹き出物が現れる場合もある。この他にも、高熱や首のこわばり、嘔吐、頭痛、さらには視覚が過敏になり、まぶしさを強く感じるという症状もある。幼い子どもの場合は、単に具合が悪くなったり、眠気を引き起こすことも。髄膜炎の疑いがある時は、直ちに医師の診断を受けて、抗生物質の静脈注射や水分、酸素での対処が必要だ。ウイルス感染赤い吹き出物が出るウイルス感染には、次のようなものがある。

 

ウイルス性発疹

軽度のウイルス感染の場合によく発疹が出る。通常は、皮膚に平らな発疹ができ、押すと白くなる、もしくは触ると温かみを感じることも。体のどこにでも出るが、胸や腹部に現れることが多い。この症状は、治療の必要はなく、ウイルスがなくなるにつれて消えていく。

 

水痘

水痘は、感染力が高く、隆起した赤いブツブツが水ぶくれになり、かさぶたができる。急速に発疹が身体全体に広がり、強いかゆみを伴う。発症した際は、冷やしたり、かゆみを和らげるクリームを塗って掻かないように心掛けて。なお、濃厚接触者をはじめ、妊娠中の女性や新生児、水痘で免疫システムが抑制された人は医師のアドバイスを受けよう。

 

帯状疱疹

強い痛みを伴い、赤い斑点と小さな水ぶくれが帯状に現れる病気。吹き出物よりも先に痛みが出て、鎮痛剤が必要になる。

 

はしか

口の中に“コプリック斑”と呼ばれる白色の斑点が現れるのが特徴。他には、目の充血、高熱、鼻水、咳などの症状を引き起こす。また、はしかは、深刻な合併症を併発することがあるため、疑いがある場合は、かかりつけの病院に行くこと。MMRワクチン(はしか、おたふく風邪、風疹の3種混合ワクチン)によって、はしかにかかる頻度は少なくなったが、ワクチンの接種率が減ったため、また感染者が増えつつある。

カビ感染赤い吹き出物が出るカビ感染には、白癬と水虫の2種類が挙げられる。

 

白癬(はくせん)

円形状の赤い吹き出物が現れた場合は、白癬の可能性がある。この発疹は、体中どこにでもできるが、そけい部や頭皮にできることが多く、同時にかゆみも伴う。この円形状の吹き出物は、1つだけでなく、複数できることもある。その場合は、薬局で買える抗真菌クリームを塗るようにしよう。

 

水虫
水虫は、爪先の周りや足指の間などに吹き出物ができる。また、足の裏が硬く厚くなり、時にひび割れを伴うことも。特に、足に汗をかいたり、スニーカーをよく履く人に見られることが多い。症状が見られたら、足裏や指の間を丁寧に洗って乾かし、抗真菌クリームを塗って対処すること。

 

反応赤い吹き出物ができる反応には、次のようなものがある。

 

暑さや汗による発疹

小さな赤い吹き出物が皮膚から少し盛り上がり、軽いかゆみや不快感がある場合は、暑さや汗による発疹の可能性が高い。

 

これは、気温の高い日やエクササイズした後によく出るため、水で洗い、カラミンローションやスドクリームなど、鎮静効果のあるクリームで対処しよう。それでもかゆみがひどい場合は、抗ヒスタミン剤も効果的。

 

じんましん

環境に対する反応として、身体の一部にかゆみを伴う皮膚の盛り上がりが突然現れる。これは、ウイルス感染が引き金になる場合もあるが、暑さや寒さ、水あるいは服用薬に対する反応であることが多い。再発する場合もあるが、原因は不明だ。通常は、抗ヒスタミン剤を飲んで、症状を抑える。

 

接触性皮膚炎

化学薬品や金属、その他の素材に触れて、それが刺激やアレルギー反応となって炎症が起こることがある。これは、皮膚炎の一種で、小さくて赤く、かゆみのある吹き出物ができる。時には、血が出たり、じくじくしてかさぶたが生じることも。 
 
症状が現れたら、まずは引き金になるものを避け、皮膚を保湿することを心掛けて。必要であれば薬剤師に相談し、弱いステロイドクリームを処方してもらおう。

 

薬物反応

新しい薬を飲み始めて赤い発疹が出たら、薬物反応かアレルギーの可能性がある。吹き出物はさまざまで、時にはかゆみが伴うことも。発疹が出たら、かかりつけの医師に相談すること。

長期にわたる症状赤い吹き出物が長期にわたって出る症状は、以下の通り。

 

皮膚炎

皮膚炎は、子どもの頃になるが多く、かゆみを伴う赤い吹き出物が出るのが特徴だ。かくことでかさぶたになったりジクジクしたり、血が出たりすることも。また、主には膝や肘の裏側などシワのあるところに斑点ができるが、広範囲に出る場合もよくある。

 

皮膚炎は、時々出るものや、軽度なものから重度なものまで、いろいろな症状がある。

上記のような症状が見られたら、保湿剤(皮膚軟化剤)を塗ったり、炎症がひどくなったらステロイドクリームを使って対処すること。なお、重度の皮膚炎は、皮膚科医による治療が必要だ。

 

乾癬(かんせん)

乾癬は、赤いウロコ状の斑点が出る傾向があるが、最初は小さく、個々の赤い吹き出物であることが多い。治ることはなく、重度の場合は生活に影響を及ぼすことも。ステロイドやビタミンDクリーム、軽いトリートメントやモイスチャライザーでの対処が必要だ。 
 
その他の原因による赤い吹き出物赤い吹き出物が出る原因は、前述したようなもの以外にもある。

 

ばら色粃糠疹 (ばらいろひこうしん)

ウロコ状の発疹で、軽いかゆみがあることが特徴だ。これは、ウイルス感染による可能性があるが、原因は不明。初期症状としては、“ヘラルドパッチ”と呼ばれる直径数センチの赤い楕円形の発疹が現れ、その後は縁が少し盛り上がった発疹(白癬のように)が体幹を中心に出現する。

 

また、発疹だけでなく、頭痛や喉の痛み、熱を伴う場合もある。

症状が見られてから2〜3週間後には、赤みのある複数の小さい斑点が身体や腕に広がっていく。色白の肌の人は、赤い斑点になるが、肌の色が濃い人の場合はグレーや茶色の斑点になるという。

 

なお、発疹が消えるまでには2〜3カ月ほどかかる。自然に改善するが、かゆみや不快感がある場合は、保湿剤やステロイドクリーム、抗ヒスタミン剤などで軽減させる。

 

扁平苔癬(へんぺいたいせん)

赤色または紫色の小さな隆起した発疹が手首や足首、背中に現れ、かゆみを伴う再発性の病気。口の中にできた場合は、白い斑点になる傾向がある。扁平苔癬はあまり理解されていないが、感染性のものではないという。

自然に改善されるが、かゆみを緩和し悪化を防ぐためには、かかりつけの医師にクリームや軟膏を処方してもらう必要がある。 
 
虫刺され

刺されたり噛まれたりするのも、かゆみのある隆起した赤いブツブツが出る原因の一つ。主な原因は、ペットのノミやトコジラミ、虫刺されや疥癬など。治療より防ぐことが大事であるため、虫に刺されるリスクが高い場合は、体を覆い、虫除けを使うこと。加えて、寝具に頻繁に掃除機をかけて、高温のお湯で洗濯することも心掛けよう。

万が一、赤みや腫れがひどくなったり、具合が悪くなった場合は、医師のアドバイスを受けて。

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