ヨーグルトには乳酸菌などの善玉菌がたっぷり含まれている。
善玉菌の働きは、悪玉菌の増殖を抑えて腸内環境を良くする、有害物質の発生を抑える、風邪をひきにくくする、花粉症などアレルギー症状の緩和、 便秘の改善、肌荒れ改善など、様々な全身の健康に作用していると考えられている。
ヨーグルトにはこうした健康効果があることは以前から有名だが、最近注目されているのが夜にヨーグルトを食べる『夜ヨーグルトダイエット』。
ヨーグルトは朝に食べることが多いと思うが、夜食べることでどんな効果があるのだろうか?
そこで今回は「microdiet.net」が公開した「夜ヨーグルト」についてのレポートを紹介しよう。
腸のゴールデンタイムに合わせてヨーグルトを食べる
人間の体は、1日の中で、朝は排泄、昼は食べたものを消化し栄養の補給、夜間は吸収というリズムがある。
朝にお通じがあったり、夜遅くに食べると太りやすいことからも、このリズムは実感できる。
こうした体のリズムには、腸の働きが最も活発になる「腸のゴールデンタイム」があり、22時~翌2時がその時間帯だと言われている。
この時間に合わせて腸を整えるヨーグルトを食べることで、腸のゴールデンタイムをさらに後押しすることができるというのが、夜ヨーグルトダイエットのメソッド。
夕食の時間帯にヨーグルトを食べることで、眠っている間に乳酸菌などの善玉菌が働いて腸が活性化し、腸内環境を整えたり、老廃物の排泄や有害物質を減らしたり、太りにくい体質作りに役立つとされている。
夜ヨーグルトの食べ方
ヨーグルトを食べるタイミングは、基本的には夕食後。なるべく就寝の3時間前には食べ終えるようにしよう。寝る直前や22時以降では体重が増加する可能性もあるので、できれば21時までにはヨーグルトを食べ終わると良い。量は120gが目安。
種類により多少カロリーは異なるが、無糖のプレーンタイプ120gなら、75kcal~80kcal程度。脂肪分の高いリッチなタイプや加糖のものは避け、できれば無脂肪や低脂肪のものがベスト。
甘味を付けたい場合は、はちみつを少量加えよう。夕食後に単体で食べるのではなく、料理にヨーグルトを使ってもOK。乳酸菌は熱に弱いので、なるべく加熱をせずに使いたい。
■夜ヨーグルトダイエットで気を付けることは?
・ダイエットのために夕食を取らずに、ヨーグルトだけを夕食替わりに食べることは避けよう。
栄養が偏り、健康を損なってしまう可能性があるし、必用な栄養が足りなければ美しくやせることはできない。
・量を食べ過ぎたり寝る直前や遅い時間に食べると、体重増加に繋がってしまう。遅くても21時まで、眠る3時間前には食べ終えよう。
・どんなダイエットにも共通するが、ダイエットに効くとされるその一つに頼るのではなく、食事内容やバランスを整えることが最も大切。
極端な食べ方をして一時的に体重が減ったとしても、栄養不足やバランスが悪いと結果的にダイエットはうまくいかず、太りやすい体質になってしまう。
◎ヨーグルトの使い方
【ヨーグルトドレッシング】
・プレーンヨーグルト 120g
・エキストラバージンオリーブオイル 大さじ1
・塩 小さじ1/2
・こしょう少々
・砂糖 ひとつまみ
これらの材料をよく混ぜるだけ。
生野菜にも温野菜にも合いますので、野菜をたっぷり食べることができる。
ヨーグルトの乳酸菌と野菜の食物繊維の両方を摂ることができるため、腸にとっては一挙両得と言えそうだ。
牛乳だとお腹がゴロゴロしてしまう人でも、発酵させたヨーグルトならお腹に優しいし、ダイエット中に不足しがちなカルシウムも豊富。
イライラ防止や骨粗しょう症予防にも効果があるので、女性には特におすすめだ。
【水切りヨーグルト】
水に強いキッチンペーパーを敷いたザルにヨーグルトを入れて、数時間から一晩置いておく。ザルの下にはボウルや深めの皿などをセットしておく。
水きりをするとヨーグルトはフレッシュチーズのような味わいになるので、オリーブオイルと塩を少々かけてそのまま食べても美味しいし、トマトやバジルと合わせてカプレーゼ風にしても合う。
水切りヨーグルトを作った際に下に落ちる水は「ホエー(乳清)」といい、ホエーには
、しかも体に吸収されやすいので、そのまま捨ててしまってはもったいない。
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ジュースと割って飲んだり、肉を柔らかくする性質を持っているので、唐揚げなど肉を漬け込んだり、浅漬けの汁に入れる、スープやカレーなどの汁物に入れるなど、料理に活用してみてはいかがだろうか。