セラピストGoGo

Washizu Go(わしず ごう)1990年静岡生まれ。平成25年理学療法士免許取得。ヨガインストラクター。パワーリハビリテーション研究会研修終了。大学との連携で運動プログラムの提供、「運動」と「笑い」で健康寿命を延ばす施設。AOIデイサービスの施設長として勤務。

【睡眠】だけでは足りない!?休養の方法とは!!

睡眠以外にも休養はあるの?

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休養=休み+養うこと
コロナ状況がまだ予断を許さない現状で睡眠は意識して十分とるようにしていますが、記事を書いたダルトン=スミス医師によると、睡眠だけが休養ではないそうです。

 

まず、休養とは何かをおさらいしましょう。

厚生労働省による「休養」の定義は次のようになります。

「休養」は疲労やストレスと関連があり、2つの側面がある。

 

1つは「休む」こと、つまり仕事や活動によって生じた心身の疲労を回復し、元の活力ある状態にもどすという側面であり、2つ目は「養う」こと、つまり明日に向かっての鋭気を養い、身体的、精神的、社会的な健康能力を高めるという側面である。

 

厚生労働省「休養・こころの健康」より引用
休養の「休む」の部分ばかり考えていましたが、そういえば「養う」要素もあるんですね。では、ダルトン=スミス医師が述べる7つの休養には、どんなものがあるのでしょうか。

 

1. 身体的な休養
この筆頭は、言うまでもなく睡眠です。

ダルトン=スミス医師は、身体的な休養には、受動的なものと能動的なものがあると言います。受動的な休養は、睡眠や昼寝。ヨガやストレッチ、マッサージが能動的なものとして挙げられています。

 

なるほど、ヨガを休養だと思ったことはありませんでしたが、疲労の回復や心身のリフレッシュするのに役立つなら、一種の休養になるんですね。

 

人によっては、散歩や瞑想もこのカテゴリーに入るかもしれません。

 

2. メンタル面の休養
これは、パンデミックでいっそう重要度が高まっています。
ダルトン=スミス医師の提案には、仕事中に定期的に休むことが挙げられています。決まった時間間隔ではありませんが、わたしも仕事が行き詰った時にはデスクから離れて、少し読書をしたり間食したりして気持ちをリセットします。

 

休養というよりは気晴らしだと思っていましたが、自分のメンタル面のプラスになっているならOKでしょう。

 

また、同医師は、心配事などで夜眠れない時には、枕元にメモ帳を置いて心配事を書き出してから寝ることも勧めています。

 

不安を書き出す行為が、それを心から外に出すことにつながるのでしょうか。夜に限らず、雑念や不安が堂々巡りする時には効果がありそうです。

 

この記事を読んで、パンデミックにおいて自分のメンタル面の休養になっていることが2つあるのに気づきました。

 

1つ目は、我が家のパンデミック習慣となった、ほぼ毎晩のテレビシリーズ鑑賞です。現在鑑賞中なのは「スタートレック」シリーズで、時空を超えた別世界へ。日常の悩みや心配事を忘れさせてくれます。

 

シリーズ全般でエピソード数が多く、かなり先まで楽しめるのもポイントが高いです。

もう1つは、パンデミックで変わった寝る前の読書習慣です。

 

これまでは自己啓発やスキルアップなどの本が多く、アメリカ在住なので大部分が英語本でした。しかし、パンデミック中、ふと手に取った児童書に再度(何十年をも経て)ハマったのです。

 

それは、小学校の時に愛読した、岩波書店の井伏鱒二訳『ドリトル先生』シリーズ(子ども用にと持っていました)。情報入手やスキルアップなどの目的のない読書は久しぶり。

 

1日の最後なので、脳のCPUが酷使される内容や英語の本ではなく、児童書で日本語、しかも自分が大好きだったシリーズ。


読書そのものがとても楽しく、心のリフレッシュになっているので、自分にとってはこれも一種の休養なのでした(でも、もうすぐ読み終わってしまうんです。次、何読もうかな)。

 

3. 感覚面の休養
仕事の会議やイベント、友だちとのチャットもアプリに頼っている現状では、デバイス使用による疲労感はなかなか解消できません。

 

デジタルデトックスまではいかなくても、デバイスの使用時間を減らす、Zoomの後はかならず休憩を入れるなど、何らかのルールを決めて実行する重要性は高まっています。

 

ダルトン=スミス医師は、ときどき1分間目を閉じる、1日の最後にデバイスをオフにするなどを提案しています。

 

休養とは言えないかもしれませんが、デバイスの通知をオフにして、自分のペースでメールやアプリをチェックするのも感覚面での刺激を少なくすることには役立つでしょう。ちなみに、前述の読書は、寝る前なのでデバイスではなく紙で読んでいます。

 

視覚以外にも、聴覚も刺激を受けています。音を遮断、または軽減する場所やツールを取り入れることも役立ちそうです。

 

4. 感情面の休養
パンデミックで、ストレスや孤独、虚無感など、以前なら一時的だったかもしれない感情を長い間抱えていることも。

 

その上に巷には暗いニュースが蔓延して、つい「ドゥーム・スクローリング」にはまっているのに気づくことはありませんか。

 

ドゥーム・スクローリングとは、気が滅入るニュースを続けざまにサーフしたり、スクロールしたりしてしまう傾向です。それに気づいたらデバイスを手放す勇気が、感情面の休養につながります。


ドゥーム・スクローリングに対抗する手段としては、「ジョイ・スクローリング」があります。

 

こちらは、その名のとおり、楽しく、気持ちがアップするものを見る行為です(ただしデバイスの使いすぎは感覚面での刺激になってしまうので、バランスが必要です)。

 

5. 社会的な休養
また、ダルトン=スミス医師は、なんでも抱え込んでしまいがちな人には、対人関係から距離を置くこの休養が重要だと述べています。そのような人には、感情面での休養が必要です。

 

つまり、自分の感情を安心して表現でき、他人の言いなりになることを減らす時間と空間を持つことです。

 

感情面の休養のためには勇気と自分らしさを持たなければなりません。

この休養が取れている人は、元気かと尋ねられても単に「元気」と返すのではなく、自分の感じていることをシェアできるでしょう。

 

もし、この休養が必要なら、おそらく社会的な休養が足りていないのです。

人間関係には、元気になれるものと疲労させられるものがあります。その区別がつけられない時に休養不足になります。

 

社会的な休養を取るには、ポジティブで自分を支えてくれる人たちと接するべきです。バーチャルであったとしても、カメラの向こうの人とポジティブなやりとりは可能です。

 

ideas.tedより引用翻訳
社会的な休養といえば、同僚や友人と会えず孤立感がある一方で、来る日も来る日も1日中家族だけで過ごしていて、窒息しそうになり、1人になりたいと思うこともあります。そんな時、1人になれる場所や時間を確保することも、感情面での休養になるでしょう。

 

6. 創造面の休養
ジェフ・ベゾスは、朝の10時前には会議などを入れずに、子どもたちとゆっくり過ごしているそうです。


そして、そのような何もしない時間こそが最も価値があると述べています。

この記事によると、何もしない時間をつくることで、仕事と私生活の境界線ができ、生活に余白ができ、より良い意思決定ができるメリットがあるのだとか。

 

このような時間は、感情や創造面での休養にもなります。

インプットが多すぎて頭がパンクしそうになった経験はありませんか。そんな時は、インプットを減らすと、その分インスピレーションや創造力が流れこんでくるかもしれません。

 

これは、自分だけではなく子どもにも当てはまるでしょう。

自宅時間の増えた子どもに対してあれやこれやと予定を詰め込まず、ボーっとしている時間は創造面の休養中と思えば、それほどイライラすることもなくなるかもしれません(自省中)。

 

ダルトン=医師のおすすめは、自然を楽しんだりアート活動に従事すること。

やらなければならないからやるのではなく、自分にとってリフレッシュと活力の源になるなら、絵画、手芸、日曜大工など、いろいろできることはありそうです。

 

7. スピリチュアル面の休養
最後は、スピリチュアルな面での休養。ダルトン=スミス医師は、瞑想や祈りやコミュニティに関与することなどを挙げています。

 

外出は限られていますが、お正月に初詣をした人なら、スピリチュアル面での休養ができたかもしれませんね。

 

寺社、公園、庭園、山や海など、自分にとってエネルギーが得られるスポットに身を置くこともスピリチュアルな休養になります。

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