セラピストGoGo

Washizu Go(わしず ごう)1990年静岡生まれ。平成25年理学療法士免許取得。ヨガインストラクター。パワーリハビリテーション研究会研修終了。大学との連携で運動プログラムの提供、「運動」と「笑い」で健康寿命を延ばす施設。AOIデイサービスの施設長として勤務。

【難聴ヤバイ】脳機能低下、認知症、うつ病発症の原因に!?

痛みがなくても重病なことも

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 ヘッドホンを装着し、「ピー」「プー」などの音が聞こえたら手元のボタンを押す──健康診断でよくある聴力検査だ。

 

 自覚症状のない難聴を発見するのに適した検査だが、これだけでは完全でない。川越耳科学クリニック院長の坂田英明医師が指摘する。

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「そもそも難聴にはいくつもの種類があります。大きく分けて、炎症や感染症、耳垢などによって聞こえにくくなる『伝音難聴』と、聴神経に障害が発生したことで言葉の聞き分けが難しくなる『感音難聴』があります。

 

加齢による難聴も感音難聴の一種であり、高い音や子音が聞こえづらくなり、『佐藤』と『加藤』、『洗う』と『笑う』などを聞き間違えます」
 
 厄介なことにいずれのタイプの難聴も、脳の機能を低下させる原因となる。

「耳から入った音は脳に達し、記憶を司る海馬や、喜びや不安のもととなる扁桃体などを含む大脳辺縁系を刺激します。

 

難聴になるとこれらの刺激が少なくなって脳機能が低下し、認知症やうつ病を発症しやすくなる。耳が聞こえにくくなることで人との会話を避け、孤立化しやすいこともうつ病や認知症を促進します」(同前)

 

 難聴とうつ病、認知症の関係は国際的に認められており、2017年には国際アルツハイマー病会議が「難聴は認知症の最も大きな危険因子」と発表した。また米国成人1万8318人を調査した研究では中程度聴覚障害群のうつ病リスクが2.4倍に達した。

 

 難聴は「耳の中」だけに原因があるのではない。中でも怖いのは「実はがんや脳腫瘍が原因だった」というケースだ。上咽頭がんにかかると、中耳に血管などから染み出た液体がたまる「滲出性中耳炎」を発症するケースがある。この中耳炎には自覚症状がなく、片耳の聴力が徐々に落ちていく。

 

 聴力低下に気づいて滲出性中耳炎を治療しても、大本の原因である上咽頭がんを見逃しているとがんが着々と進行し、気づいた時は末期という怖れがある。秋津医院院長で内科医の秋津壽男医師が指摘する。

 

「脳腫瘍の一種である聴神経腫瘍も痛みなどの自覚症状はなく、片耳だけ急激に聞こえにくくなります。普段過ごしているリビングで特定の方向から家族の呼びかけが聞こえなくなったら要注意です」

 

 耳が聞こえづらくなった場合、「痛みがなく、片耳が、徐々に」が重病のサインとなる。この3つが揃ったら、耳鼻科を受診したほうがよいということだ。早く気づけるほうが望ましいので、日常生活で注意を払うようにしたい。

 

「雑踏での人の会話が聞き取りにくくなったり、救急車のサイレンがどちらから聞こえるかわからなくなったら要注意です。『テレビやラジオの音が大きい』などと家族に注意された場合も気をつけてください」(坂田医師)

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