セラピストGoGo

Washizu Go(わしず ごう)1990年静岡生まれ。平成25年理学療法士免許取得。ヨガインストラクター。パワーリハビリテーション研究会研修終了。大学との連携で運動プログラムの提供、「運動」と「笑い」で健康寿命を延ばす施設。AOIデイサービスの施設長として勤務。

【マスク】した方がいい!?

 

「マスクをしないでいい」は本当か?

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 マスク不足解消をなくそうとし、厚生労働省のサイトでは「屋外などでは、相当混み合っていない限り、マスクを着用することによる予防効果はあまり認められていません」と書き、WHO(世界保健機関)も予防にはマスクは不要だと呼びかけている。

 

 ようは咳や熱などの症状がない人はマスクをしなくていい、その分、マスクを症状がある人にまわせということだ。確かに症状がある人にマスクは最優先で回すべきだが、一方で、症状がなければ着用しなくていいのだろうか。それには疑問がある。
 

手で口や鼻を触れないのが重要だ
 そして、なぜ、マスクをすることが予防に重要か。一般には、空気中にあるウイルスを鼻や口から吸い込まないようにという感覚があるようだが、それだけではない。もっと重要な役割は、自分の手から口や鼻を守るためだ。


 WHOで緊急事態対応を統括するマイク・ライアン氏は、「最も大切なのは手洗いをすることと、顔から手を遠ざけること」としている。現在、手洗いを頻繁にすることが推奨されている。なぜ、手洗いは感染予防に重要なのか。ウイルス感染は手を介すことが多いからだ。手はいろんなところに触れる部位だ。そのため、ウイルスや細菌が付着しやすい。その手が口や鼻に触れるから、体内にウイルスや細菌が入る。だから手洗いをし、手からウイルスや細菌を流し去ることが重要なのだ。


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 食事をする時に私たちは手で口を触ることがあろう。また、それ以外でも私たちは無意識に口や鼻を触っている。鼻がむずがゆいことは誰しもあって、そういう時は反射的に手でかいてしまう。また、女性などは髪が顔にかかってしまうのを、手で取り除くこともあろう。その時に鼻や口を触ることもあるだろう。だから、手を清潔にする必要がある。しかし、手をずっと洗っているわけにはいかないから、手が口や鼻に直接触れないようにマスクの着用が重要なはずだ。


 そう考えると、誰であろうとマスクはした方がいいだろう。テレビ報道で、使い捨てマスクを洗うと、中間層にあるフィルターを破損してしまう可能性があるから、そうすると、ウイルスを阻止する機能を損ない、役に立たなくなるといった主旨の情報も流れた。

 

 しかし、洗いざらしのマスクでも、手が鼻や口に直接接触しないようにすることはできるだろう。だから、再利用のマスクだろうと着用した方がいいように思える。また、目が粗いから効果がないとされるガーゼのマスクや、キッチンペーパーで作ったお手製のマスクもまったく意味がないものではないだろう(キッチンペーパーも入手困難になっているが)。完璧ではないにせよ、手が口や鼻に直接触れる機会を減らすのだから感染のリスクは少なくなる。

 

 アメリカの医師が「マスクをすれば顔に触れる機会がかえって増える」という見解を発表しているが、私が取材した医師たちの意見は違った。確かにマスクをしたら取り外しの際に顔に手が近づくことになるが、直接、口や鼻に触れることは防げるのではないだろうか

 

 そして、「手で口や鼻を触らない」ことに特化して考えると、スカーフを顔の半分に巻く、ネックウォーマーを鼻まであげるも効果があるだろう。予想もしなかった感染リスクの中で、情報を冷静に分析し、創意工夫し、このパニックを乗り越えていきたい。

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