セラピストGoGo

Washizu Go(わしず ごう)1990年静岡生まれ。平成25年理学療法士免許取得。ヨガインストラクター。パワーリハビリテーション研究会研修終了。大学との連携で運動プログラムの提供、「運動」と「笑い」で健康寿命を延ばす施設。AOIデイサービスの施設長として勤務。

【ストレス過多は危険】テストステロンを増やして快眠を手に入れる!?

男性ホルモン=「テストステロン」は、体調を左右するホルモン。

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たとえば、快楽物質の「ドーパミン」や「ノルアドレナリン」、快眠を促す「メラトニン」などのホルモンの分泌を促したり、女性ホルモンを作り出したりします。

 

不足してしまうと、体調不良の一因にもなるこのテストステロンと上手に付き合う方法が書かれた書籍『「男性医学の父」が教える最強の体調管理』から抜粋して編集、ご紹介します。

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早い人は30代から減り始めてしまうこのホルモンを、どのようにして攻略していけばいいのかがわかります!


ストレスで自律神経が乱れると 「体調不良」が始まる!
ホルモンは血糖値、血圧、体温、心拍、呼吸、排泄、基礎代謝、脳の伝達機能、そして性機能などをコントロールしていますが、自分の意志で分泌を促すことはなかなか難しいのが現実です。

 

ドーパミンやノルアドレナリンもバランスが重要で、多すぎても少なすぎても、本来の効用が悪しきものへと変換されてしまいます。 食事をすれば消化がはじまり、運動すれば心拍数があがるように、人間のからだは特に考えなくても無意識で動きます。このような状況に応じて必要なホルモン分泌を自動調節しているのは脳の視床下部です。


ここは優秀なコントロールシステムで、例えば体温の変化を察知すると、体温の高低を調節する指令を体の各組織に出してホルモン量をちょうどいい状態にキープ。

 

そして体温が低過ぎれば「急いで上げよ」、高過ぎれば「下げよ」と指令を出してくれるのです。 しかし、脳にストレスが加わることで、指令系統にエラーが発生すると、体温調節をはじめ、さまざまなホルモン調節が上手に機能しなくなります。

 

さらに加齢によってホルモン分泌をするべき臓器側の能力が落ちてくると、泣きっ面に蜂。必要なホルモンに過不足が起こり、身体のバランスが崩れ、体調不良になってしまう……これが俗に言う「更年期障害」の実態です。

 

自律神経と テストステロンの密な関係
全身的な体調コントロールは、ホルモンと同様に、自律神経も無意識に動いています。ご存知の方が多いでしょうが、ここで「自律神経」について簡単に振り返っておきましょう。

 

人間の体は、「昼の神経」と言われている心身をアクティブにする「交感神経」と、「夜の神経」と言われ、心身をリラックスさせる「副交感神経」の、2つの自律神経のバランスによって保たれています。

 

そのバランスが崩れ、交感神経が優位になると、体の調子が悪くなります。たとえるならば、副交感神経というブレーキがきかず、アクセルを踏みっぱなしにして暴走している自動車のようなものです。

 

具体的な症状としては、顔のほてり、動悸、手足のしびれ、めまい、肩こり、腰痛、頭痛といった不調が現れてきます。これが、いわゆる「自律神経失調症」と呼ばれるものです。

 

自律神経のバランスが崩れる原因は、主に「ストレス」。激しい怒りや緊張、不安を覚えると、交感神経が急激に優位になります。心臓の鼓動が激しくなり、血管は収縮。すると、先ほど述べたような心身の不調が表れてきます。

 

つまり現代に暮らす人たちは、仕事のストレスや、寝不足などで、交感神経が優位な状態がずっと続いてしまうことが多いのです。
 
その自律神経機能を乱す原因に、ホルモン変化も影響しています。

女性の場合、閉経以降女性ホルモンが減ることで交感神経が優位な状態になり、ホットフラッシュと呼ばれる上半身ののぼせ、ほてり、発汗に代表される、前述したような自律神経失調症が襲ってきます。

 

男性もテストステロンの低下で、女性同様の症状が現れます。たとえば、前立腺がんの患者さんは、テストステロンを抑えこむ治療を行うのですが、そうすると、うつ症状や、顔のほてり、動悸といった、人工的に更年期障害が作られ、自律神経失調症そのものの不調が現れます。

 

自律神経の乱れがテストステロン分泌を抑制し、テストステロン低下がさらに自律神経の乱れを加速させるという悪循環です。

 

強いストレスを受けやすい環境にさらされているうえに、加齢によって男性ホルモンが低下してきているので、一層、自律神経のバランスが崩れやすい状態なのです。

 

30代でもストレスが多い生活なら危険!テストステロンを増やして快眠を手に入れる
一般的に知られているように、ストレスが強いと交感神経の興奮が続き、リラックスさせる副交感神経の出番が抑えられると、日々のパフォーマンスが落ちます。

 

この本を書いている最中の出来事で、こんなことがありました。ある会合で知り合った韓国人の30歳代後半の男性なのですが、仕事で日本に来てから、プレッシャーもあり、なかなか眠れないと話しておりました。睡眠薬を飲んでもあまり効かないとのこと。


そこで、私はテストステロンの低下を疑い、私の著書で韓国語に翻訳されているものを持っていたため、さしあげたところ、すぐに私の病院へ来られて、テストステロン値を計ることになりました。

 

結果、やはり、慣れない海外での仕事のストレスもあったのでしょう、30代なのにテストステロン値がかなり低いことが判明しました。その方はホルモン補充の治療方法で、ぐっすり眠れるようになり、そればかりか仕事での自信もついたと、非常に喜んでおりました。30代でもストレスによりテストステロンが低下する実例です。

 

もちろん女性でも、環境の変化や精神的なストレスで生理が来なくなる……という例がたくさんあります。

 

たとえば、オリンピックに出るような女性アスリートが、過去、無月経だったと告白し、話題を呼んだことがあります。

 

競技のストレスだったり、過酷な練習にもかかわらず、減量などのエネルギー不足が主な原因で、女性ホルモンが出なくなってしまい、10代のうちから何年も無月経が続いたというのです。子どもが持てなくなる危険を抱えながら選手活動をしていたとのこと。

 

スポーツ選手でなくとも、プレッシャーや緊張が続き、ストレスが大きくなると交感神経が優位になってホルモンの分泌は低下していくケースは多いのです。あなたは大丈夫ですか?

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