セラピストGoGo

Washizu Go(わしず ごう)1990年静岡生まれ。平成25年理学療法士免許取得。ヨガインストラクター。パワーリハビリテーション研究会研修終了。大学との連携で運動プログラムの提供、「運動」と「笑い」で健康寿命を延ばす施設。AOIデイサービスの施設長として勤務。

【歩行】歩幅が狭いと認知症になるリスクが上がる!?

歩幅が狭いと認知機能低下リスクが3倍以上

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 「歩幅が狭い人は広い人に比べ、認知機能の低下リスクが3倍以上も高い」――そんな驚きの事実を突き止めたのが著者の谷口さん。現在は国立環境研究所主任研究員だが、3月まで東京都健康長寿医療センター研究所で、高齢者の認知機能低下にかかわる要因を探る長期の追跡研究を行ってきた。

 

 以前から、歩く速さが遅いと様々な健康障害のリスクが高まると言われていたが、歩行速度を「歩幅」と「歩調」という要素に分解して調べたところ、認知機能の低下と関連しているのは歩幅だけだとわかった。

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 65歳以上の高齢者を歩幅で三つの群に分けたところ、歩幅が狭い群は広い群に比べて、認知機能の低下リスクは3.39倍も高かった。最近の研究では、認知症になるリスクも、歩幅が狭い群は広い群に比べて、2倍以上高いことがわかった。

 

歩幅を広げて脳刺激 転倒予防にも
 「歩行は簡単に見えて、実は全身を使った複雑な動作。脳の異変が歩行や歩幅に色濃く表れることが、多くの研究でわかってきました。逆に言えば、歩幅を広げることで、足の側から脳全体を刺激して、認知機能の低下リスクを減らすことが期待できます」

 

 では、実際にどれくらい歩幅を広げればいいのか? 谷口さんは研究データをふまえ、まず現在の歩幅プラス5センチ、可能な人は10センチを提案する。ただ、それも難しい人は、1センチからでもかまわないという。「歩幅を広げようという意思を、足に伝えていくことが大切です」と谷口さんは話す。

 

 歩幅を広げることは、転倒予防にもつながるという。転倒は、体のバランスが崩れたとき、とっさの一歩が出ないために起きる。歩幅を広げることで、足腰の筋肉が鍛えられるとともに、脳と足のコミュニケーションも改善され、その一歩が出やすくなるという。

 

 「歩くだけなら、お金も時間もいらない。少し歩幅を広げることで、背筋も伸びて若返って見えます。ぜひ、試してみてください」

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