セラピストGoGo

Washizu Go(わしず ごう)1990年静岡生まれ。平成25年理学療法士免許取得。ヨガインストラクター。パワーリハビリテーション研究会研修終了。大学との連携で運動プログラムの提供、「運動」と「笑い」で健康寿命を延ばす施設。AOIデイサービスの施設長として勤務。

【仕事効率化】アイデア出しに最適な時間があった!

仕事を効率的にこなすには、脳の特性に合わせた仕事内容が重要になってくる。起床後10~16時間となる夕方は疲れが蓄積しているが、意外にもアイデア出しに最適だという。AERA 2019年11月11日号に掲載された記事を紹介する。

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 いったん覚醒度が下がった脳の働きは、体内時計の働きにより17時ごろから再び高まる。一方、意思決定をする前頭前野はだんだんと疲れが出てくるころだ。この時間帯は、アイデア出しに向いている。


「実は、人間の脳には毎日何百ものアイデアが浮かんでいます。しかし、前頭前野が勝手に価値判断をして、気づかないうちに次々にボツにしているのです。なかには素晴らしいアイデアがあったかもしれません」(脳神経科学者、枝川義邦・早稲田大学教授)

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 この時間にアイデア出しに取り組めば、一見突拍子もないようなアイデアも浮かびやすい。同じ意味で、適度なアルコールも効果があるという。居酒屋会議もおすすめだ。

 

 もちろん、そのアイデアが本当に使えるかを論理的に判断するのは起床後3~4時間が向いている。夕方以降に思いついたアイデアはひとまず書き出して、翌朝改めて精査するのがいいだろう。

 

 もっとも運動に適しているのがこの時間帯だ。起床直後は覚醒度が低いためにケガをしやすく、就寝直前は覚醒度を上げてしまい、寝つきを悪くする。

 

20分程度の軽い運動は脳の血流をよくし、処理能力や記憶力を改善したという報告があり、筋トレによって筋肉が傷つくことで放出される「イリシン」という物質は、脳のニューロンを増やす作用があるといわれている。帰宅時に1~2駅手前で降りて歩いたり、帰宅後に軽い筋トレやストレッチをするとよいだろう。

 

 また、この時間のカフェインは睡眠に影響する。個人差はあるが、おおむね寝る前6時間以降のカフェインは避けたい。

 

 仕事においては、「つじつま合わせ」も重要なキーワードだ。退社時間を決めないままダラダラと仕事をするより、思い切って予定などを入れてしまったほうがいい。


 間に合うか、間に合わないかというときは心臓の鼓動が速くなって血圧が上がり、集中力が高まる。

 

「血圧の上昇はよくないことのように言われますが、短時間である程度の範囲ならば血流が多くなって脳がスッキリし、判断力や記憶力が高まります」(枝川教授)

 

 たしかに夜に予定が入っているときのほうが、段取りよく仕事ができることはよくある。

 

 出版社勤務の女性(42)は3年前に第1子を出産し、1年弱の育児休暇を経て職場復帰した。もともと時間をかけてじっくり取り組むのが好きなタイプで、深夜残業や持ち帰り仕事は当たり前。そのやり方が自分に合っていると思っていた。出産後は仕事と育児の両立ができるか不安で、退職してフリー編集者になろうかとも考えた。だが、今は以前とほぼ同じ量の業務をしながら、週3日の保育園のお迎えをこなしている。

 

「今思うと、以前は仕事のエンジンがかかるまでにずいぶん時間がかかっていました。今は毎日必死な分、『仕事がはかどらない』という時間がなくなり、結果的に短時間で仕事が終わるようになりました」

 

 頭をフル回転させることは脳の活性化や若返りにつながるという。

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